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熱拡散亜鉛めっきとは
防錆新時代、来たる!
熱拡散亜鉛めっきとは、イスラエルのDiSTeK社が開発した、粉末の亜鉛(亜鉛ミックスパウダー)を使用する新しい表面改質法です。
熱拡散亜鉛めっきでは、専用のコンテナに材料を入れて回転させ、攪拌しながら加熱することによって製品に亜鉛を拡散させ、耐食性に優れた亜鉛と鉄の合金層を形成します。
熱拡散亜鉛めっきの特長
settings技術面の特長
- 01.
- 膜厚の均一性と高度な腐食抵抗性
- 02.
- ショットブラストで前処理を行うため、水素脆性の心配がない
- 03.
- 凹凸がある部分(刻印等)にも、製品の表面に沿って層が形成される
- 04.
- 最低25μmから部材毎の推奨膜厚範囲で対応可能
- 05.
- 合金化により表面硬度もビッカース硬度で平均310HV程あり耐摩耗性にも優れている
- 06.
- 塩害に強いため、沿岸部/豪雪地帯/海洋構造物などで特に有効活用できる
- 07.
- 表面層がスポンジ状になっており、トップコートや塗装との密着性にも優れている
- 08.
- 被膜のすべてが合金層であるため、曲げ耐性にも優れている
- 09.
- 鉄をベースとする鋼種にコーティング可能(炭素鋼/ステンレス鋼/クロムモリブデン鋼等)
- 10.
- 膜厚や後処理の条件を変更することで、ユーザーのニーズに合った耐食性を選ぶことができる
(塩水噴霧試験3,000時間超)
eco環境面の特長
- 01.
- 熱拡散亜鉛めっきに用いる亜鉛ミックスパウダーは有害物質フリー
- 02.
- トップコート処理もクロムフリーで環境に配慮されたトップコートと、より耐食性の高い三価クロム系トップコートの2種類を用途により使い分け可能
- 03.
- 従来のめっきに比べ、廃液や廃水が少なく、クローズドでの排水処理も可能
- 04.
- 有害な重金属類は、RoHS指令/REACH規制の規格基準値内である
- 05.
- 従来のめっきに比べ、ミストの発生がなく、ヒュームの発生も少ない
(亜鉛パウダーを使用するため、集塵機/換気装置/防塵マスク等の粉塵への対策は必要である)
assessmentコスト面の特長
- 01.
- オペレーター、検査員、梱包要員などの人材が最小限ですむ
- 02.
- 一般的に使用される製品や部品についてはコーティング作業がマニュアル化されており、オペレーターの育成が容易である
- 03.
- 工程はプログラムによって管理されるため、加工条件の算出が容易である
- 04.
- ニーズに応じて設計されたコーティング設備の提供が可能
- 05.
- コーティング設備ならびに排水処理設備がコンパクトで、広大な敷地が不要
TDZ NAVI
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